【カイザーノヴァ】血統データ_共同通信杯編

2021年2月14日(日)の東京競馬場11R【共同通信杯_芝1800m】に出走予定の一口クラブである広尾サラブレッド倶楽部馬のカイザーノヴァの血統データを紹介します。データは父であるモーリス及び母父であるスペシャルウィークの産駒データです。2021年2月7日までのデータを元にしています。

スポンサーリンク

カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【芝_クラス】

カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【芝_クラス】
カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【芝_クラス】

まずはカイザーノヴァの父であるモーリス産駒のデータです。カイザーノヴァは新馬戦【6番人気で1着】、函館2歳S(G3)【2番人気で5着】、クローバー賞(オープン)【4番人気で1着】、デイリー杯2歳S(G2)【3番人気で5着】、朝日杯フューチュリティーS(G1)【14番人気で8着】と2歳で5走し今回が6走目で3歳では初出走です。モーリス産駒をカイザーノヴァの出走に合わせて着度数を出してみました。2歳新馬戦は(12-16-10-62)と勝率12%、連対率28%、複勝率38%の成績です。さすがはモーリス産駒といったところです。ちなみにカイザーノヴァはモーリス産駒の初勝利馬でしたね。

続いてカイザーノヴァの4走前ですが、前々走と前走も重賞の出走ですので3走分まとめてとなります。モーリス産駒の2歳重賞の成績は(0-1-0-8)と勝率0%、連対率11.1%、複勝率11.1%となります。このうち3走はカイザーノヴァということで3分の1を占めています。モーリス産駒はカイザーノヴァこそ7月に重賞に出走しましたが、その次に出走した月が10月のサウジアラビアロイヤルカップでこの時にインフィナイトが唯一2着したモーリス産駒です。

カイザーノヴァの3走前ですが、2歳オープンに出走しています。モーリス産駒の2歳オープンの成績は(1-1-0-0)と勝率50%、連対率100%、複勝率100%となります。2走だけですし、そのうちの勝ち馬がカイザーノヴァです。

さて今回の3歳重賞ですがモーリス産駒は3歳が初年度ですのでまだデータ数が少ないですが、成績は(1-1-1-2)と勝率20%、連対率40%、複勝率60%となります。実際ですが、シンザン記念で3頭出走しピクシーナイトが1着でルークズネストが2着、京成杯で2頭出走しテンバガーが3着です。3歳になって早速結果を出していますね。今回のカイザーノヴァも十分チャンスがあるのではないでしょうか。

カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【芝_クラス】

カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【芝_クラス】
カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【芝_クラス】

次にはカイザーノヴァの母父であるスペシャルウィーク産駒のデータです。母父スペシャルウィーク産駒をカイザーノヴァの出走に合わせて着度数を出してみました。5走前の2歳新馬戦の成績は(39-33-32-313)と勝率9.4%、連対率17.3%、複勝率24.9%の成績です。まずまずの成績です。

続いてカイザーノヴァの4走前ですが、前々走と前走も重賞の出走ですので3走分まとめてとなります。母父スペシャルウィーク産駒の2歳重賞の成績は(5-4-6-39)と勝率9.3%、連対率16.7%、複勝率27.8%となります。ほぼ新馬の成績と同様です。勝ち上がった産駒はまずまずの強い馬が出ている証拠です。この重賞勝利馬の中には、ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)勝ちのエピファネイアや朝日杯フューチュリティS(G1)勝ちのリオンディーズ、ホープフルS(G1)勝ちのサートゥルナーリアなどが含まれます。

カイザーノヴァの3走前ですが、2歳オープンに出走しています。母父スペシャルウィーク産駒の2歳オープンの成績は(9-2-8-30)と勝率18.4%、連対率22.4%、複勝率38.8%となります。母父スペシャルウィークの産駒は仕上がりの早い馬もかなり多そうです。

さて今回の3歳重賞ですが母父スペシャルウィーク産駒の成績は(12-10-4-70)と勝率12.5%、連対率22.9%、複勝率27.1%となります。この中には先の2歳戦重賞勝ちで紹介したエピファネイアが神戸新聞杯(G2)と菊花賞(G1)の2勝、ディアドラが紫苑S(G3)と秋華賞(G1)の2勝、サートゥルナーリアが皐月賞(G1)と神戸新聞杯(G2)の2勝度があります。G1でも十分に勝負できる産駒も多く排出していますので、カイザーノヴァにも期待したいですね。

カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【コース】

カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【コース】
カイザーノヴァの父モーリス産駒データ【コース】

次にモーリス産駒のコース別成績をカイザーノヴァに当てはめてみてみます。カイザーノヴァは新馬戦、4走前が函館芝1200m、3走前が札幌芝1500m、前々走と前走が阪神芝1600mで今回が東京芝1800mです。モーリス産駒の2歳での函館芝1200mの成績は(1-0-0-3)と勝率25%、連対率25%、複勝率25%です。この勝ち馬はカイザーノヴァ自身です。次に札幌芝1500mの成績は(1-0-1-0)と勝率50%、連対率50%、複勝率100%とこの勝ち馬もカイザーノヴァ自身です。前々走と前走の阪神芝1600mの成績は(2-1-2-12)と勝率11.8%、連対率17.6%、複勝率29.4%です。モーリス産駒は初年度ですので当然データ数が少ないのですが、カイザーノヴァ自身の頑張りもありまずまずの成績です。

今回の東京芝1800mですが(0-1-0-4)と勝率0%、連対率20%、複勝率20%です。今回の東京芝1800mのデータは新馬戦で2頭、未勝利戦で2頭、1勝クラスで1頭の計5頭です。ちなみにモーリス産駒の芝1800mの成績は(5-8-3-29)と勝率11.1%、連対率28.9%、複勝率35.6%と優秀ですし、東京芝の成績は(4-13-1-28)と勝率8.7%、連対率37%、複勝率39.1%とこれまた優秀ですので、このコースはむしろ強調材料ではないでしょうか。

カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【コース】

カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【コース】
カイザーノヴァの母父スペシャルウィーク産駒データ【コース】

次に母父スペシャルウィーク産駒のコース別成績をカイザーノヴァに当てはめてみてみます。カイザーノヴァは新馬戦、4走前が函館芝1200m、3走前が札幌芝1500m、前々走と前走が阪神芝1600mで今回が東京芝1800mです。母父スペシャルウィーク産駒の2歳での函館芝1200mの成績は(6-3-0-26)と勝率17.1%、連対率25.7%、複勝率25.7%です。勝率がかなり高いです。次に2歳での札幌芝1500mの成績は(1-1-2-13)と勝率5.9%、連対率11.8%、複勝率23.5%とさほど悪くない成績です。前々走と前走の2歳での阪神芝1600mの成績は(4-3-4-39)と勝率8%、連対率14%、複勝率22%です。それほど特出したデータはないです。

今回の3歳での東京芝1800mですが(5-4-4-41)と勝率9.3%、連対率16.7%、複勝率24.1%です。これもまたまずまずといったところでカイザーノヴァも能力は発揮できるのではないでしょうか。

以上カイザーノヴァの父モーリスと母父スペシャルウィークの産駒データをみてきました。今回の東京芝1800mの成績が父、母父ともまずまず野データです。ここで好成績を出せば以降も期待大です。私は所有馬ではないですが、同じ広尾サラブレッド倶楽部に出資している者として他の出資一口クラブ馬を含めて好成績を期待して当日観戦します。